小テストの有効活用

小テストは受けさせるだけでは勿体無いと考えるのが大手の塾の特徴です。例えば、小テストの点数をポイントと見做し、ポイント数に応じて景品が贈られる仕組みを構築している塾もあります。これは成果に対するご褒美であり、子どもたちの勉強意欲を刺激します。また、テストの結果だけでなく、そこまでの勉学の態度をきちんと評価する塾もあります。授業中の態度が良かったり、宿題の出来が素晴しかったりすると、試験の成績に関係なく講師が評価してくれるのです。

大手の塾であれば、こうした試験のデータは、ベース化して活用します。例えば、保護者が簡単にそのデータベースにアクセスできるような仕組みを整えている塾もあります。公開模試も同様な仕組みが採用されており、合格判定等が簡単に分かるようになっています。保護者はデータベースでそうした現況を確認した上で、講師に相談することが出来ます。相談は多岐にわたりますが、志望校の変更や、現在の弱点の埋め方等がアドバイスされます。アドバイザーは講師だけでなく、専門のチューターが受け持つこともあります。保護者としては直接講師に相談できないこともあるでしょうから、この制度は評判の良いものとなっています。

テストと言えば、色々な種類が用意されていますが、講座も通常の授業に加えて、様々なものがあります。例えば、過去問研究講座、志望校別対策講座等が設けられています。いずれも追い込みの時期には大変有用であり、ほとんどの子どもが参加している講座となっています。

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